タピオカメモ

タピオカ風呂沸いてます。

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一級建築士試験に独学で受かるのか

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こんにちはタピオカです。
 
ずばりタイトルの答えですが、、、答えは「半分受かる」です。
半分ってなんだよって感じですが半分受かります。
この記事にたどり着かれた方ならおそらく、一級建築士試験に挑戦しよう!もしくは何度か挑戦された方かと思います。
 
 
かく言う私もかれこれ9年くらい前に独学で半分受かりました。(最終的には全部受かって無事一級建築士です)
 
 

半分って何?

半分というのは学科試験なら独学でも受かるよということです。
一級建築士試験というのは、学科試験(1次試験)を受かった後に受けられる製図試験(2次試験)にも受かって晴れて一級建築士です。
 
学科試験はいわゆるペーパーテストです。
4択の選択肢の中から正解を選んでマークシートに記入します。
もちろん正解が多ければ受かります。
 
そして製図試験というのは、A4用紙1枚に建物を設計するための条件が記載されており、それを満足させるように図面を描く試験です。
採点基準は実際のところ明確にはなっていないのですが、採点者が提出された図面を見てミスを数えて減点していく減点方式となります。
受験者によって設計する建物の形状は違ってきますので、製図試験は正解が無限にあることになります。
 
 

なぜ学科試験は独学で受かって製図試験は受からないのか?

合格するにあたり最も重要なことは、
「答えを知っているかどうか」
と私は思います。
めちゃくちゃ普通のことをドヤ顔で書いてます。
学科試験の場合は、問題に対する答えは1つで、さらにその答えを導き出す方法は参考書や問題集の解説等に載っています。
極論ですが、参考書や問題集(主に過去問)の内容を理解し記憶していれば99%受かります。
そして試験問題は8割くらい過去問と被っています。(問題文は言い回しを変えたりしてわかりにくくなっていますが)
その8割がすべて正解であればほぼ受かります。
 
逆に製図試験は誰かの指導を受けないと、自分で導き出した答えが正解なのかどうかわかりません
むしろ正解ってなに?みたいな状態に陥ると思います。
(資格学校に通っても最初のうちは絶望します、、、その辺もいずれ記事にします)
 
 

じゃあなぜみんな資格学校へ通うのか?

私は最初っから資格学校へ通ってなかったのですが、やっぱりまわりの人がみんな通っていたので結構不安でした。
一級建築士の学科試験は、「この点数まで取れば全員合格です」という試験ではなく、
「全受験者の中で点数が良い人の上から10%が合格」という相対評価の試験です。
つまり周りの人を蹴落として合格しなければいけません。
誰かが学校へ行けばそりゃ皆行きますよね資格学校。
 
もうひとつの理由が
「自分で時間管理ができない」
というのがあります。
一級建築士試験というのは受験資格の都合上、仕事をしながら受験勉強しなければいけない人が大半です。
仕事と受験勉強を両立する必要があります。
そうなるといかに勉強時間を確保できるかが結構重要になります。
 
 

私が実践した勉強方法

実際に私は独学で一級建築士試験の学科試験を合格しました。
実践した勉強方法ですが、それは次の記事で詳しく記述します。
この記事を書いている7月末は例年であれば、ちょうど学科試験の時期かとおもいます。
試験が終わって「今年もダメだったなー」「来年も学校行くの金銭的にきついなー」とか思っておられる方に救いの記事となってくれればと思っています。
また、製図試験についての記事も書いていますので、学科試験が受かったぞーという方は是非ご覧ください。割と忖度無しで書いています。
受験の前に資格を取る意義について考えてほしくて記事を書かせていただきました。